インフラ構築とは?自社かアウトソーシングか、そのメリットとデメリット |ReSM

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ITインフラ構築は自社ですべきですか?
外部委託と比べてメリット・デメリットを教えて下さい

本システムの導入に不可欠なインフラ設計・構築には、大きく分けて自社のリソース活用とアウトソーシングの2つの方法が存在します。2つの方法について、システムを実際に導入する前に深く知っておくことが重要です。こちらでは、インフラ構築の概要や、2つの方法のメリット・デメリットについてお話します。システム導入を予定している企業の担当者の方であれば、参考資料として役立てていただけるはずです。

インフラ構築とは?

インフラ構築とは、ひとつのシステムを稼働させるために必要な基盤(インフラストラクチャ)を構築することです。システムに必要なインフラは主にハードウェアとソフトウェアに大別できます。それぞれを構成するのは以下のような要素です。

・ハードウェア

パソコン、サーバー、ストレージ、ネットワーク、テープ

・ソフトウェア

OS、ミドルウェア


インフラ構築は、単にこれらの要素を用意することだけではありません。物理的に設備を設置・配線し、使える状態にすることもインフラ構築に含まれます。当然、OSや必要なミドルウェアを導入し、設定することもインフラ構築の範疇です。

近年は、外部のシステムをインターネットで利用するクラウドサービスが普及しています。クラウドサービスを利用する場合、サービス提供事業者が用意した環境を利用するため、ユーザーがインフラ構築を行う必要はありません。クラウド事業者との契約のみで、システム利用を開始できます。

自社リソースでインフラを設計・構築するメリットとデメリット

自社でインフラの設計・構築を行う場合、最もたるメリットと言えるポイントは「情報が外部に出ない」ことです。インフラ構築はシステムの要件に関わるため、社内のオペレーションを知る必要があります。インフラ構築を外部委託する場合は、外部業者に情報を開示しなければなりません。インフラ構築を社内で完結させる場合は実際の作業を担当するのも社内の人間のため、情報の機密性が守られます。

また、工数を意識しなくてもよい、費用の微調整が可能など、コスト面での恩恵も少なくありません。実際に社内オペレーションに精通している人材がインフラ構築に当たることから、より実用的なシステムができあがる点もメリットと考えられます。

一方で、デメリットもいくつか存在します。システムに精通した人材がいない場合は、新たに必要人材を拡充する必要があるでしょう。また、多くの企業ではインフラ設計・構築業務が属人化する問題が起きています。そもそも、自社リソースだけではシステムに関する専門的な知識に欠けるため、セキュリティや利便性の面で不十分なインフラができあがってしまうケースも多いようです。

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インフラ設計・構築をアウトソーシングにするメリットとデメリット

自社リソースでインフラ設計・構築を行うデメリットの大きさから、アウトソーシングをする企業も増えてきています。最新技術に対応したエンジニアが設計・構築を行う安心感が、何よりのメリットとして認識されているようです。近年は専門業者の数も多く、企業は予算、求める技術力に応じてさまざまな選択肢の中からチョイスできます。セキュリティ関連のアップデートや、保守などアフターサービスが充実しているのも魅力です。

一方で、上述した自社リソースでのインフラ構築のメリットが失われてしまう点は、そのままデメリットになります。機密情報を外部に出す必要がある店は、機密情報の取り扱いに関して厳格なポリシーを設定している事業者を利用することでリスクを抑えられます。また、現実的には社内からの情報漏えいも感がられるため、必ずしも自社でインフラ構築・設計を行えば機密性が保たれるというわけではありません。

アウトソーシングの会社に依頼できるサービス範囲

通常、外部委託でインフラ構築・設計の依頼を受けている事業者は、ほかにもシステム関連のサービスを提供しています。以下のようなサービスが一般的です。

・セキュリティ対策
・運用管理
・監視
・要件定義

新たにシステムを導入する場合は、インフラ構築・設計からその後の開発・運用まで外部委託するのもひとつの方法です。システムは社内のオペレーションを助ける存在ですが、運用にも人的リソースを消費します。運用を含めて外部委託すれば、コアコンピタンスに割いていたリソースに影響しないため、生産性が低下することはありません。

まとめ

ひと昔前には、社内で構築することが当たり前だった社内システムのインフラ。現在でもオンプレミス型の需要はありますが、クラウドやアウトソーシングなど選択肢が増えています。それぞれの方法にメリット・デメリットはありますが、「絶対に社内リソースでインフラ設計・構築を行うべき」という考え方は時代に合っていないかもしれません。

これから社内システムの導入を検討している企業でシステム部門を担当している方は、今回ご紹介したようなメリット・デメリットを理解し、求められているシステムや企業のシチュエーションに応じてベストな方法でインフラを構築してください。

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