ばらばらのITサービスを一元管理し、
IT運用業務の効率と品質を改善します

Jira Service Managementなどのシステムを活用し、ITSMの導入から活用までまとめて支援します。ツールを入れただけでは業務改善にはなりません。数多くの現場で運用経験を積んだプロが、お客さまの状況に応じてITSMを定着させ、業務改善を実現します。

このサービスでできること

  • 問い合わせ対応をサポート窓口に一元化し、対応スピードをアップ
  • 問い合わせやインシデントの進捗状況を見える化し、対応モレを減少
  • IT資産の使用状況を正確に管理し、影響範囲をリアルタイムで特定
  • 品質指標を設定し、サービス品質やパフォーマンスを定期的に評価
  • 開発部門と運用部門の連携を強化し、リリースや変更の失敗率を低減

ITSM導入支援とは

サービスリクエスト管理、インシデント管理、問題管理、変更管理、リリース管理などのIT管理業務をフレームワーク上で行うことにより、あらゆる業務プロセスが可視化され、改善活動が可能になります。

DTSは独自のITSMフレームワークによりJira Service Managementを構築。ITサービス管理に欠かせないプロセスを、迅速に標準化・最適化します。

またFAQ管理、ナレッジ管理、構成管理、IT資産管理などのCMDB機能も充実しており、お客さまの環境にあわせた構築が可能です。たとえばヘルプデスク業務の効率化からスタートし、問題管理、変更管理、リリース管理などの管理プロセスにスケールするといった、段階的な導入も支援します。

ITSM導入支援・4つの特長

ITSM導入支援のフローチャート
01

迅速で的確なサービス導入

お客さまの状況にあわせ、適用範囲を絞ってのスモールスタートが可能です。チームを限定しての適用など小さなステップから取り組みを始めることで、スピーディに導入を進めます。

02

柔軟なカスタマイズ

運用中のシステム環境へもITSMの導入や最適化が可能です。長年培ったシステム運用のノウハウを活かし、既存システムや業務フローをスムーズに理解。要求事項を整理し、環境に応じてカスタマイズします。

03

豊富な拡張性

API連携によりお使いのアプリを始め、さまざまなサービスと連携し、ITSMの活用シーンを広げて業務改善を推進します。また、機器の調達からキッティングまで、幅広くIT業務をサポートします。

04

パートナーシップ

DTSは、Atlassian社のシルバーソリューションパートナーです。製品に関する専門知識と経験を活かし、コンサルティングから導入後の活用支援まで、継続的にサポートいたします。

ITSM導入支援・5つの活用例

01

ヘルプデスク ( 問い合わせ・申請受付)

問い合わせや各種手続きの申請先をJira Service Managementで作成したカスタマーポータルに一本化。一つひとつのリクエストをチケットとして管理し、行った活動を履歴として残せます。対応履歴をもとに効率化を行うのはもちろん、JSMに蓄積したナレッジをConfluenceで公開すれば、ユーザーの自己解決を促せます。

02

運用業務効率化

アラートを集約し、インシデント発生時の自動インシデント調査や変更管理ワークフローを一元管理できます。さらに業務フローの自動化や、アラートに対する複雑な自動通知の設定も可能。社内システムの運用業務のコスト削減に貢献します。

03

資産管理

Jira Service ManagementのAssetsやDiscoveryの仕組みを利用し、PCやモバイル端末、ライセンス情報などを管理できます。IT資産間の相互依存関係も視覚的に管理できるため、資産管理を効率的に実施できます。DTSはMDM(モバイルデバイス管理)での管理やキッティング、調達にいたるまで対応可能です。

04

構成管理(CMDB)

Jira Service Managementのアセット管理機能で、サービスの構成と構成項目(ハードウェア、ソフトウェア、システム、施設など)の情報を管理します。さらにこれらの構成項目の購入から廃棄までのライフライクルを記録できるため、障害発生時の原因調査など、必要なときに詳細な情報をすぐに調べられます。

05

開発と運用の連携(DevOps)

チームやシステムをまたいでの業務フローの作成やチケットの遷移が可能です。開発と運用、スタッフ部門を連携してコミュニケーションギャップをなくし、リリースサイクルの高速化やトラブル発生時の迅速な対応などに貢献します。

ITSM導入支援で得られる成果

情シス業務を効率化したいが、そのための分析ができない

問い合わせ対応の履歴から品質管理まで、タスクを見える化して改善

問い合わせやインシデントの対応をJira Service Management(JSM)に集約。業務を見える化し、過負荷の原因分析を行ってボトルネックを解消します。システムに蓄積したナレッジは社内で共有できるため、サービス品質の属人化を防げます。JSMを社内チャットなどのツールと連携させれば、システムへの登録作業を効率化できます。

社内のIT資産が増加し管理が追いつかなくなった

資産管理システムでIT資産情報を自動登録&リアルタイム取得

IT資産が管理されないまま複雑化すると障害発生時の影響範囲がわからなくなるなどのリスクがあります。資産管理システムを導入すれば、自社のIT資産情報や構成をリアルタイムで把握でき、安定したITサービスを提供できるようになります。

複数のシステムが別々のツールで運用され、作業が非効率になっている

運用プロセスと運用ツールを統合し、インシデント対応を大幅に効率化

社内の運用プロセスとツールが統一されれば、部門間の連携や学習コストを削減でき、保守業務の生産性が高まります。JSMはエンドユーザーからのサポート依頼を受け付けるだけでなく、お知らせや通知といった機能も充実しているため、顧客へスムーズに情報を提供し受注機会の損失防止にも貢献できます。企業独自の業務や個別事情を理解し、プロセス改善につながる導入支援を行います。

よくある質問

「チケット化」とはなんですか?

タスクを管理システムに登録し「チケット」と呼ばれる管理番号を発行して管理することです。たとえば「パソコンが壊れた」という問い合わせから、定期的に行う日々の作業まで、一つひとつを書き起こしてチケットにします。そのチケットでタスクの担当者や進捗状況、対応内容などの情報を管理します。

リモートサービスだけですか?常駐型の運用も依頼できますか?

常駐も可能です。パートナー企業との連携により大規模のリソース調達や急ぎでのリソース調達にも対応できるため、お客さまの予算や課題感に最適な体制を構築します。休日や夜間のみをリモートで対応するなど、柔軟にサポートいたします。

導入期間はどれくらいですか?

標準的な機能で導入を開始する場合は、2〜3か月程度を目安にご案内しています。お客さまの状況や目的によって変動しますが、期限がある場合も柔軟に対応いたしますので、ぜひ一度ご相談ください。

すでにアトラシアン製品を使用していますが、追加のライセンス購入や追加開発のみの支援は可能ですか?

可能です。アトラシアン製品に関する契約状況と対象製品、ご希望の内容をお伺いし、ご相談しながら追加開発の対応範囲を調整させていただきます。ただし、お客さまがパートナー企業を通してライセンスを購入されている場合は、当社にて追加ライセンスの購入は対応できかねます。

どのくらいの規模から導入できますか?

小規模から大規模まで導入可能です。サービスデスクの場合は、管理者が数名、利用者が数十名といった規模から対応できます。

料金体系について教えてください。

ユーザーライセンスと、導入サービス費用だけのシンプルな構成です。規模や要件によって変動しますので、営業担当者から詳しくご説明いたします。こちらからお問い合わせください。

お問い合わせはこちら

運用要件や仕様が固まっていないのですが、相談できますか?

運用要件の整理やドキュメント作成からお手伝いしますので、初めての運用の場合も安心してお任せください。

ご利用までの流れ

  1. STEP 01
    お問い合わせ

    営業担当からエンジニアまで、お客さまのささいな疑問点やご要望の一つひとつに丁寧に対応します。「アラート対応で眠れない」「キーマンが退職する」「運用コスト削減を求められた」など、「どうしよう?」とお悩みの段階から遠慮なくご相談ください。通常1~3営業日で担当者から連絡いたします。

  2. STEP 02
    ヒアリング・ディスカッション

    お客さまが感じている課題やご希望を丁寧にヒアリングします。打ち合わせではお客さまと議論しながら、支援の方向性を定めてゴールを設定します。ITSMシステムが必要かどうかの検討から始め、お客さまの事業と組織に成果をもたらす運用の仕組みを一緒に見出だします。

  3. STEP 03
    提案・見積もり

    課題を解決して目的を達成するだけではなく、数年先まで見据えた運用の仕組みを提案します。DTSのノウハウや実績にもとづいて、お客さまのご要望に応えられるITSM最適化のプランを現実的な価格でご提示します。

  4. STEP 04
    キックオフ

    プロジェクトの目的や目標をあらためて確認し、スコープを定義してゴールを明確にします。ステークホルダーの紹介や顔合わせ、体制や役割分担、スケジュールの設定はもちろん、関係者とのやり取りの方法を定めたコミュニケーションプランを策定します。これによって問題発生時のリカバリー方法が明確になり迅速に対応できます。

  5. STEP 05
    調査

    システム運用にかかわる作業を洗い出し、それぞれの作業の優先度、重要度を精査します。またシステム構成を確認し、運用作業との整合性のチェックを行います。必要に応じて現場にエンジニアを派遣し、お客さまの業務に習熟した後に納得いただける計画を立案します。

  6. STEP 06
    要件定義・設計

    担当者や時間帯による運用品質のばらつきを防ぐため、運用品質基準や業務プロセス、承認フローを定義します。それらを土台にして、ITSMシステムへの実装方法や運用の効率化を検討し、設計の方向性を明確にします。効果的な運用の仕組みを作るには、業務がシンプルかつ見える化されることが重要です。

  7. STEP 07
    設計・構築

    運用後の「あるべき姿」を描き、業務改善に貢献する設計構築を行います。既存環境からデータ移行を行う際には、整合性や品質保持のために、必要に応じてクレンジングや再マッピングを検討します。実際のシステムとの連携はAPIや連携ツールを利用し、セキュリティを確保しながら統合を進め、ワークフローの最終チューニングなどを行います。システムにも触れていただき、不備や要件の齟齬、違和感がないかをご確認いただくテストを行います。

  8. STEP 08
    運用開始

    運用のスタートは運用改善のスタートです。運用開始と同時に改善サイクルをまわし、さらなる安定を追求します。疑問や改善の要望などをいつでも担当者にご連絡ください。不明点が解消するまでしっかりとサポートします。実際の使用にあたってのユーザートレーニングも可能です。

お問い合わせ

お急ぎの場合も、まずはご相談ください。
導入前の準備からお手伝いしスピーディに立ち上げます。

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    クラウドの導入から24時間365日のシステム運用監視まで、ITシステムのインフラをトータルでサポートするReSM(リズム)サービスについて詳しく説明します。

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