システム運用のSLAにはどのような項目がありますか?

SLA(Service Level Agreement サービスレベル合意)は、適切なシステム運用を実現するにあたり最も重要な要素のひとつです。システムを何時から何時まで稼働させるのか、インシデントが発生した場合の対処内容など、SLAとして合意した内容を軸にサービスが提供されます。では、システム運用において一般的なSLA項目を見てみましょう。
システム運用におけるSLA項目(例)
■サーバ・ネットワーク運用
サーバ可用性:xx.x%以上
バッチ処理完了時間遵守率
定時バックアップ率
バックアップの保存期間
データリカバリの復旧時間
障害通知初報遵守率:xx.x%(障害発生後xx分以内)
障害に対するワークアラウンド対応時間:xx分以内
サービス要求への応答時間:xx分以内
重大障害(作業ミス)の件数 x回/年以内
障害復旧時間:xx時間以内
オンライン開始時間遵守率:xx.x%
webページレスポンス時間遵守率:xx.x%
ネットワーク稼働率
伝送遅延時間
■ヘルプデスク
電話放棄率(電話呼損率)
電話応答待ち時間(平均)
電話保留待ち時間(平均)
回答時間(平均)
一次回答率
止めないシステム運用のはずが、現場は疲弊していませんか?
システムを安定稼働させるには、24時間365日の監視体制が必要。それは分かっていても、実際に回し続けるのは簡単ではありません。
夜間や休日に障害が起きたとき、誰が対応するのか曖昧なまま。アラート対応も日々のルーチンもすべて人に依存し、疲弊だけが蓄積していく。
しかも、改善しようと思っても、手が空かない。目の前の対応に追われて、運用ルールの見直しや仕組み化が後回しになる。結果として、「この体制で本当に守り切れるのか?」という不安だけが残るのです。
24時間365日の運用監視サービス「ReSM リズム」

ReSMでは、常駐型、リモートセンター、常駐とリモートのハイブリッドなど、お客さまの課題と予算に応じて柔軟な運用体制を構築します。専任の常駐担当者による高度運用からコストを最適化した支援まで、高い品質と納得の価格を両立。障害対応からベンダーのコントロールまで、ITシステム運用に必要なサポートをまとめて提供します。
数ある運用監視サービスの中でも、ReSMが選ばれる理由は大きく分けて以下の3つです
- 大企業採用のシステム運用を最適なコストで提供
- 安心・セキュアなリモートセンター
- システム設計構築から運用保守までワンストップ支援
大企業採用のシステム運用を最適なコストで提供
総合SIerとして50年以上の歴史をもつ株式会社DTSが運営しています。金融や通信をはじめとしたエンタープライズ運用のノウハウを結集し、品質と信頼性をそのままに、より多くの企業にご利用いただけるサービスを目指しています。
安心・セキュアなリモートセンター
震度6以上の地震や長時間停電に耐えうる設計のデータセンター建物で運営しています。センター建物入り口に24時間常駐の警備員を配置し、非接触型ICカード式セキュリティ管理システムによるエリア(部屋)単位での多段認証を採用。監視カメラによる不正侵入監視、ログ蓄積も実施し、安心の体制でサービスを提供します。
システム設計構築から運用保守までワンストップ支援
エンタープライズシステムの設計構築に携わるPMクラスの技術者が多数在籍し、業務システムからウェブシステムまで、さまざまなシステムの設計構築と運用保守が可能です。また、大手SIerやAP開発ベンダーとのパートナーシップで、より付加価値と費用対効果の高いITサービスを提供しています。
ReSMのシステム監視・運用を導入し、システムを止めない仕組みを外部化し、本来取り組むべき企画・改善業務へリソースを再配分しませんか。
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