セキュリティ用語:SASE(Secure Access Service Edge)

SASE(Secure Access Service Edge)

CASBやFWaaS(サービスとしてのFW)といったセキュリティサービスやVPN、SD-WANといったネットワークサービスを一体化したプラットフォームのことで、「サシー」と呼ばれます。

SASEは複数の製品を組み合わせることが前提となっているため、企業によって適切なアーキテクチャーが異なります。SASEにはセキュリティプラットフォームとなるクラウドサービスが必ず存在します。ユーザーは必ずプラットフォームを経由してWebサイトやクラウドサービスに接続します。プラットフォームより先では、SD-WANやVPN、リモートアクセスといった必要なネットワークサービスが利用できます。

プラットフォームではCASBやクラウドプロキシーによって接続先の安全性を検証します。そして統合認証基盤(IDaaS)によって適切なユーザーか、ユーザーは適切な権限を持っているかを検証します。こうした検証を経てユーザーはクラウドサービスやWebサイトにアクセスが可能になります。

似た概念としてゼロトラストがあります。SASEはゼロトラストの概念を実現する複数のセキュリティソリューションとネットワークサービスを一体化することで、セキュアな環境だけでなくユーザーの利便性・最適化を実現するソリューションであるという違いがあります。

セキュリティ用語一覧

この記事の著者

アバター画像
ReSM(リズム)サービス担当者
ReSMサービスはシステム運用の「 {re} design 」をコンセプトに、 「最適な運用」を「最適な価格」でご提供するマネージド・サービス・プロバイダーです。 クラウドの導入支援から安心の運用監視・保守までをトータルでご提案できます。

お問い合わせ

依頼内容に迷っているときは、課題の整理からお手伝いします。
まずはお悩みをご相談ください。

  • システム運用監視・保守サービスReSM(リズム)ご紹介資料

    クラウドの導入から24時間365日のシステム運用監視まで、ITシステムのインフラをトータルでサポートするReSM(リズム)サービスについて詳しく説明します。

  • 4つのポイントで学ぶ「失敗しないベンダー選び」

    運用アウトソーシングを成功させる第一歩は、サービスベンダーの選択です。この資料ではサービスベンダーを選択するポイントを4つ紹介します。

お電話でのお問い合わせも
受け付けています。

03-6914-5215 平日 9:00 - 17:00
03-6914-5215 平日 9:00 - 17:00